ニュージーランドの保育事情

◆ニュージーランドの保育事情

こんにちは!酒井です。

先日参加してきた

「ニュージーランドの保育」について

まとめましたので、お伝えします!

ニュージーランドの幼児教育

ニュージーランドでは

0~6歳まで保育園に預けることが可能で

3か月から預けることができます。

また子ども達は日本でいう小学校に

5歳から行きます。

ニュージーランドでは4学期制を取り入れており

2か月通っては休みがあるという形となっています。

個人的に「4学期制」というのは

馴染みがないので驚きました!

園は親にとって

一緒に子育てをしていくパートナーと考えており

日本の先生と保護者とは少し関わり方が異なります。

また3歳以上は週20時間まで保育料が無料となります。

世帯の収入によって政府から補助金が出るので

それほど家庭的負担はないようです。

園も一つの園に通うべき!と

決まっていないので、

週3日は保育園、2日は家庭支援センターと

家庭によって20ドルの使い方は自由で

カスタムできます。

この考え方は日本にはないので

おもしろいですよね!

ニュージーランドの教員制度

大学を出れば0~6歳までの先生となれます。

日本の先生の資格でも申請できるそうですよ!

(英語が話せる方はすぐに先生ができちゃいます)

ここが日本と異なるのですが

ニュージーランドでは大学を出ただけでは

日本のように資格はもらえません。

「仮免許」という形になり

仮免中は3か月に1回程度の頻度で

監査の方が見に来るんだとか。

早い方で2年ほどで本免許に

いけるようです。

しかし、本免許に行けたら終わりではなく

その後も3年に1回の更新があり

常に監査が求める教員の12項目を満たし続ける必要があります。

とはいえ、仮免許と本免許の違いはなく

扱いもお給金も同じだそうです。

また教員の監査では

園側の評価も必要なため

園長先生は評価できるための資格を別で取りにいくのだとか。

評価される側としては

こういった仕組みは有難いですよね。

人によって評価が変わるのでは困りますし

ある程度の指標があれば安心できます。

また、園自体にも評価があります。

評価レポートは誰でもみることができます。

普通で3年に一回の監査が

悪い評価が付くと2年で監査が入ることになります。

テファリキとは?

テファリキとはマオリ語で

日本でいう幼児教育要領や保育所保育指針と同じものです。

テファリキの冊子は先生個人に配布されることはなく

園に配布されるのみ。

後は自分でネットから見るか、印刷するか。

テファリキには5つの領域と4つの原理があります。

「テファリキ5つの領域」
*テファリキでは領域に順番があり下から順に満たしていく。
①幸福感・・・子どもは健康と心地よさが守られ、育まれます。
②所属感・・・子どもとその家族が、所属感を感じることができる
③貢献・・・学習の機会が公平にあり、一人ひとりの貢献が尊重される。
④コミュニケーション・・・子ども自身の文化だけでなく、
         他の言語・文化を象徴する事物も生活に生かされ、またそれらが尊重される。
⑤探求・・・環境を能動的に探索することを通して、学んでいく。

「テファリキ4つの原理」
①エンパワーメント・・・保育カリキュラムは子どもに自ら学び成長するための力と権限を与えます。
②発達の全体性・・・子どもの学びや成長の歩みは、分割できないことと理解し、保育に生かします。
③家族と地域社会・・・家族や地域社会などのより広い社会は、保育には不可欠な一部ととらえます。
④関係性・・・子どもは人、場ものとの応答的、かつ対等な関係を通じて学びます。

先生たちはこのテファリキを元にして

子ども達のラーニングストーリを書き、

子ども達それぞれのポートフォリオ(ラーニングストーリーを入れるファイルのこと)

に入れていく。

ラーニングストーリー▼

ラーニングストーリは1か月に1枚作ります。

だいたい8名ほどを担当し、慣れてくると30分くらいで

書き上げることができるとか。

ポートフォリオは誰でも見ることができる場所に

置かれており、

子ども達自身も見ることができるし

親は持ち帰ることもできます。

写真は園のカメラや自身のスマホで撮影したものを

使っているそうです。

現在、ラーニングストーリーに

マオリ語を入れるのがトレンド。

ゆくゆくは、マオリ語を入れることが義務化される予定なので

先生達はその前から練習も兼ねて使い始めているようです。

ニュージーランドの先生の実態

勤務時間
8.5時間(30分の休憩あり)
7:30~16:00 9:00~17:30(ほぼ17:45分に退園)

7:30~17:30が開園時間(迎えの遅れはあっても30分ぐらい)
土日は休み。

月1ミーティングあり
18:00~20:00 残業代アリ
*園により異なると思われる

発達障がいを持つお子さんも

ほぼ他の子ども達と同じように対応します。

子どもが怪我をした時は

アクシデントレポートを出すのみで

後は説明すればOK!

(うーん、ここも日本とは違いますね。)

連絡帳はなく、その日の担当者が日報を書くのみ。

書き方のフォーマットも決まっておらず

担当の先生がそれぞれ好きなように書きます。

また書き方についてのダメだしも指摘も

一切ありません。

要は、その日の様子が分かればよいわけで

目的が達成できればやり方は問わない。

個人的にこの考え方、大好きです笑

日本はそうでないところも多い印象です。

本末転倒なところが多いです。

目的は様子を伝えることなのに

ここの書き方がとかね。

ニュージーランドでは「子どもが中心!」という

考え方なので

子ども達のことをとてもリスペクトします。

でもそれと同じように先生達同士も

お互いにリスペクトし合うので

野次を入れたり、ダメだししたり

なんてことは起こらないようです。

また残業がないのは、

大きい行事がクリスマス会ぐらいで他の行事がなく

また勤務時間内にすべて終わらせるし、終わるからだそう。

では、なぜ勤務時間内に終わるのか?というと

ノンコンタクトタイムがあるから(子どもと一切関わらない時間。休憩時間ではない)

さらには担任制がないので、外担当、部屋担当、おしめ替え担当と

その日の担当が決まっていて、

部屋に子ども達がいない時はその時にも作業ができます。

担当をまたいで手伝ったりは基本的にしないので

そこでも時間を確保できるわけです。

ドライなようにも見えますが

あえて線引きすることで

自分の時間を確保する。

幸せに、長く仕事を続けていくためにも

大事なことだと私は思います。

もっと言えば、担当をまたいで

手伝うことは

場合によっては

人の成長を阻害する可能性もありますし

「困れば手伝ってくれる」という安易な依存を

生み出す可能性もあります。

自分の能力を最大限に活かして
仕事をしていくためにも

成長していくためにも

他者の機会を奪っては
いけないように私は考えます。

ではまた!

————————————————————

幼児教育の現場で頑張る毎日・・・。

仕事や職場環境にモヤモヤすることもあると思います。

そんな時に気軽に相談してもらいたくて

相談窓口としてLine@を作成しました!

1:1でトークもできますし、

誰に見られる心配もありません。

ぜひ、お気軽にご登録ください。

友だち追加

Twitter (フォロー大歓迎です!)

お問い合わせ