心のプロジェクトの話

◆心のプロジェクトの話

こんにちは!酒井です。

今日は私が

年中の担任をしていた時に行った

”心のプロジェクト”について

書いていきます。

このプロジェクトは保護者の方からの

評判もよく、

子ども達も子ども達なりに

私が伝えたかったことを

汲み取ってくれたように感じた

今でも思い出に残る

活動なのです。

*長文となります

心のプロジェクト

この活動は1ヶ月ほど時間をかけて

行いました。

年中の3学期、

バレンタインデーにも絡めて

行ってみました。

子ども達には”ハートのプロジェクト”と

伝えていました。

活動内容としては、

①人参の声かけ実験

②ハートのバケツ

③ドーナツ作り

主に以上の3つを行いました。

①人参の声かけ実験

ご存知の方もいるかもしれませんが、

人参のスライスを3つ用意して

毎日帰りの会の時に

1つには「ありがとう」と声をかけ

1つには「嫌い」と声をかけ

最後の1つは完全無視をしました。

この活動をはじめる前に

子ども達にはあらかじめ、

しっかりと説明をしています。

「嫌い」はこの実験だけ特別に

使っているということなど。

その辺りの配慮は大切です。

で、2週間ほど様子をみました。

結果どうなったと思います?

同じ時に切った

同じ人参なのに、

「好き」と言われた人参はまだ綺麗で

「嫌い」と言われた人参は半分ほど黒くなり

無視された人参は完全にダメになりました。

私自身、この結果には

驚きました。

公平に子ども達に

提供したかったので

一切の手を加えなかったんです。

実験をはじめる時に

子ども達に予想もしてもらっていました。

3つの人参はどうなると思う?と

子ども達は「嫌い」と言われ続けた人参が

可哀想なことになると

体感のようなもので言っていたのですが、

結果は無視!

これには子ども達も驚いていました。

また、人参を通して

体験してもらったので

子ども達も何か思うところが

あったように思いました。

その後折りに触れて

人参の話題をしていたので笑

②ハートのバケツ

この活動は子ども達に

制作の活動の時に

バケツ型のバックを作ってもらい、

壁にずらーっと並べてかけました。

さらに、ハート型の小さい画用紙を用意し

お友だちに優しい想いを

プレゼントしよう!という活動です。

名前は書かず、匿名でバケツにいれます。

先生の分も作りました笑

内容はありがとうでもいいし、

素敵だと思ったところでもいい。

でも哀しい思いをするものは

いれないこと、としました。

子ども達は毎日嬉しそうに

バケツを確認していました。

ただ、子ども達の中で

あまりハートが入らないと

訴えることがありました。

私は強制したくなかったので

どうしてか?を皆で考えることに

したのですが、

こういう結論になったのです。

欲しいなら自分から

お友だちに優しい想いを

プレゼントする必要がある、と。

確かに匿名ではありますが、

積極的に贈っている子は

やはり同じようにもらっていたんですね。

これって大人社会でも言えると

思うのですよ。

与えるから

与えられる。

体感として分かる

子ども達って本当に

大人以上にすごいですよね!

ドーナツ作り

この活動の締めとして

お菓子作りも行いました。

このお菓子作りも

子ども達みんなで話し合いを進めて

ドーナツに決まりました。

話し合いをはじめた当初は

たくさんの案が出て、

誰も譲らなくて笑

「やば~、これ決まらないかも~。」

と内心焦りましたが、

まぁ今日決まらなくても気長に

行こうと思っていたので

なりゆきを子ども達に任せることに

しました。

普段の話し合いの時は

多数決で最終的に決めることも

多かったのですが、

今回は活動が心だったので

あえて、多数決ではなく

話し合いでみんなが納得して

決めていくことに

こだわりました。

年中の3学期ですと

こういった活動もできるように

なってきます。

(もちろん、1学期からの積み重ねもあります)

結果、想像以上に

子ども達は話し合いを進め、

ドーナツ作りで決まり、

トッピングも決まりました。

さらにこの活動には

もう1つ工夫をしました。

それが、作ったドーナツは

自分が食べるのではなく、

ペアになったお友だちに作って

プレゼントするというものです。

なので、作る前に

ペア同士でアンケートを取ってもらい

ペアの子は何のトッピングが

いいのか?を知り、

それを作りプレゼントするのです。

自分が食べたい物を作るのではなく

相手のことを考えて作る。

ありそうで、ないなぁと

思ったので、やり方も

工夫してみたのです。

全ては子ども達に

相手を思いやる気持ちを

少しでもいいから伝えたかったのです。

子ども達からも保護者からも

とても好評な活動でした。

そして、思い返すと

私は昔から

子ども達に思いやりの気持ちや

優しい心を伝えたいと思って

先生をしていたんだぁと気がつきました。

この活動が今の私の活動の

起源かもしれません。

ではまた!

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