◆ドイツ・森の幼稚園の魅力

 

こんにちは!酒井です。

保育の理論と実践研究会に

参加してきました。

 

今回のテーマは

”ドイツ・森の幼稚園の魅力”という

タイトルで、

 

ドイツや日本の森の幼稚園の研究者である

木戸啓絵先生よりお話しを

伺ってきました。

 

 

 

ドイツの教育

 

まず、ドイツという国は

どういった教育システムなのでしょうか?

 

ドイツでは日本のように

保育所、幼稚園と分かれておらず

保育園:0歳~3歳→幼稚園:3歳~5歳

子ども園:0歳~

という形で幼児教育は行われます。

また義務教育ではありません。

 

義務教育は6歳からスタートして

9年から10年間あります。(留年あり)

 

ドイツは連邦制国家なため

各州ごとに異なる教育制度、政策を行っています。

 

さらに各州ごとに教育要領があるのも

日本と違っておもしろいところです。

 

 

ドイツの保育システム

 

0~3歳:保育園、統合施設(KITA)、保育ママ

3歳~5歳:幼稚園、統合施設(KITA)

現在KITAが増加傾向にあります。

*KITA:地域や国によって異なるが乳児から小学生(学童)対象

 

管轄省は青少年福祉省系と学校教育省系と

2つに分かれているが

州によってどちらの省が管轄している。

 

なので、日本の文部科学省と厚生労働省と

似ているものの

州ごとに管轄省は統一されているので

少し異なるように思います。

 

また日本と似ているのが

3歳未満児の利用希望が増加していること

待機児童問題が起こっているところです。

 

保育時間は7時から16時

保育料は約15000円ほど。

子ども手当てが1人25000円ほど出るので

あまり家庭の負担は少ないように見えます。

 

 

保育者養成

 

保育者になるためには

実科学校→1年以上の実務経験→専門学校(3年)

専門学校では最後の1年が職業実習となり

正規のお給料よりは少ないですが、お給料も出ます。

 

またドイツでも日本と同じく

保育者の賃金が他と比べて少なかったり

保育への理解が乏しかったりします。

 

ですが、そのままにするのではなく

保育者はストライキや大規模なデモを行うことで

行動を起こし、待遇改善を求めるところが

日本と違うと感じました。

 

実際にこのデモで

お給料も上がったそうです。

 

日本との違い

 

ドイツでは日本のように

たくさんの計画を立てることがなく

その場その場での活動がほとんど。

 

先生達も子ども達と積極的に関わることなく

一歩引いて、子ども達の活動を観察したり

記録したりしています。

 

また連絡帳はなく

掲示板に保護者向けのアナウンスが張られていたり

個人への連絡には壁に貼られたレターケースに

手紙を入れるといった形になっています。

 

個人的にこのレターケースが

手作りで、中にいれるお手紙も分かりやすく

素敵に作られていていいなぁと思いました。

 

基本的に自由遊びがメインで

保育者も関与しないため

日本と違って遊びが継続しにくかったり

途切れてしまったりします。

 

そういった意味では

日本とドイツを足して2で割れれば

いいのになぁと思ってしまいます笑

 

ドイツ森の幼稚園

 

ドイツの森の幼稚園は

全て国から認可された園となります。

 

なので、補助金も出ますし、

保育料も他の園と同じです。

 

そして森の幼稚園は

待機児童対策にもなるため(保育室が不要なため)

増加傾向にあるようです。

 

日本でも森の幼稚園が

広がってきていますが、

 

ドイツの森の幼稚園をみて思ったことは

森が違うということです。

 

ドイツの森は管理され、整備され、開放されています。

また見通しもよいです。

 

一方の日本の森は、ドイツほど管理され整備されていませんし、

見通しも悪かったり、危険な箇所もたくさんあります。

 

そういった国の土地の背景も

活かしながら取り入れなければと感じました。

 

 

森の幼稚園から就学

 

森の幼稚園での生活をしていると

外部から見た時に

小学校にいった時に大丈夫なの?

と思われる方もいるかもしれませんが

 

勉強面では他児と大きな差異がなく、

むしろ社会性や身体能力が優位な場合もあるようです。

 

もちろん、個人差がありますので

一概にはいえませんが

 

日本でも同様のようです。

 

また勉強面や学校内での活動が

どれでも新鮮なため

やる気が高く、コミュニケーション能力も高いとも

言われています。

 

どれがいい悪い

ということではありませんが、

 

さまざまなことを知り

活かせるものは活かしていく

 

そんな柔軟な姿勢が

大切なのでは?と思っています。

 

ではまた!

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